展示会について 共栄美装は、なぜオクタノルムパネルでブースを組むのか?

以前、システムパネルの種類と使い分けの記事にてイージーパネル、ヴァンティアンパネル、オクタノルムパネルのメリットとデメリットをそれぞれご説明しました。

オクタノルムパネルは私たちにとってはもちろん非常に便利なツールです。ですが、その便利さの恩恵を最も受けられるのは、実はお客様なんです。

これは50年間、数多くの展示会を支えてきた経験から自信を持って言えることです。
だからこそこのパネルを主要アイテムとして選び、在庫数を増やしました。

本日は、そのオクタノルムパネルに長所と私達のイベント会社としてのあり方を今一度お話したいと思います。

生産性◎

生産性は平たく言ってしまうと「投入資源に対する成果」のことです。
少ないコストでどれだけ多くの成果を得られるのかが鍵となってくるわけですが、その中でもオクタノルムパネルはレンタル品なので何度も使い回しが利きますし、それだけではなく他のよりも出来ることの引き出しもはるかに多いのです。

木製のパネルを毎回カットしてオリジナルの空間を作るよりも、圧倒的に限られたコストで成果を上げられます。
物を作るのにだってお金がかかれば、捨てるのにさえお金がかかる時代です。

最初から形がある「出来合いのもの」には摩擦がありません。そして使い慣れたアイテムだからこそ、職人たちの手付きもより素早く正確で、安心感のある作業ができるんです。

つまり、コストパフォーマンスで負けるわけがないんです。

たいていの人の為に

どんな業者でも、際限なく時間・お金を注ぎ込んで突き詰めていけば、どこまでも作り込まれたオリジナリティの高い空間が作れるでしょう。

ただし、それらすべてを果たしてこだわりの結晶ともいえる空間が、技術について専門外である来場者の皆様に100%届くでしょうか。こだわり抜けば、私たちはそれこそ1mmの違いまでこだわった制作ができます。

ですが、実はもっと他にリソースを注ぐべきことがあるのではないでしょうか。

木工パネルがオリジナル制作なのであれば、オクタノルムパネルは「同じことの繰り返し」ができるテンプレートのようなものです。だからこそ低コストで構築ができる反面、分かる人は「見たことあるな」といった印象を受けるでしょう。

ですがたいていの人はそんな風には思いません。例えば990mmのパネルがあるとして、これを途方も無い工数をかけて1000mmに伸ばしたところで何も感じないはずです。(こういったカスタマイズは、よほどの理由がない限り、やらないほうが良いでしょう。)
オクタノルムパネルはまさにその「たいていの人のためのツール」なのです。

ゴールを意識した「伝える」デザインを

私たちの目的は綺麗でおしゃれな展示ブースを作ることではありません。もちろん、手段としてハイクオリティな空間づくりをする事は常々心がけていますが、出店者の皆様の目的は集客力をアップさせることのはずです。表面上の見栄えだけに囚われるのではなく、そのデザインをどう見せて、売り出すのかを検討した上で着地点を意識したデザインを構築します。

売上を上げる事でもあるし、知名度を上げる事でもあります。
その為に、まず「伝える」ことが必要不可欠なのです。

さいごに

オクタノルムパネルを使用してのブース制作をお勧めしているのは、共存共栄をテーマにする私たちからの一つのご提案です。もちろん、この他にも豊富に引き出しがありますので、宜しければいつでも気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

織田健太郎 織田健太郎

営業主任の織田です。名古屋で行われる催事やセレモニー、神事式典の現場をよくお手伝いしています。イベント開催にあたって不安なことや不明点などありましたら、些細なことも構いませんのでいつでも気軽にご相談下さい。

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