夜道で、どこか懐かしい輝きを放つ提灯を見ていると、お祭りの楽しさを予感させますよね!今回は、なぜ提灯がお祭りで使われるようになったのかをご紹介します。
いつから日本で提灯が使われるようになったのか?
古くは、室町時代に中国から伝来したと言われています。
元々提灯は、仏具のようなものとして伝わりましたが、やがて時代劇などでも度々見かけるように、手に下げて持ち歩いて周囲を明るくするろうそくの代わりに使用されるようになりました。
今で言う、懐中電灯のようなものですね。もちろん当時は電球などはなかったので火のついたろうそくが使われていました。
最初は夜での生活を支える照明として扱われていましたが、段々とお祭りを楽しむためにも提灯が使われるようになります。
提灯は英語で「ランタン」
ランタンといえば、日本で使われている提灯とはまた違って、アウトドアでの持ち歩き用の照明器具としての使われ方をします。
ですが元々の使われ方は提灯もランタンも同じで、手に下げて周囲を明るくする為に使われてきました。
ところで、ハロウィンではカボチャのお化けである「ジャック・オー・ランタン」が登場します。こちらも、カボチャをくり抜いて明かりをつけるものなので、見た目は怖いかもしれませんが使い方としては提灯・ランタンと同じく照明に使われ、演出効果も高いです。
お祭りで提灯を使う意味
今でも提灯は、夜中まで参加者の皆様がお祭りを楽しむための照明として使用されています。
そして、幻想的な明るさを持つので、なんともいえない神秘的な雰囲気が出せることもまた提灯の良いところです。
そして、盆踊りでは先祖の霊を迎え入れるための目印としても使用されます。
最後に
光を放つアイテムは、ただ周囲や眼の前のものを明るくするだけではなく会場の雰囲気を神秘的にしたり、展示物を目立たせる効果があります。
今回は主に光とその演出のお話をしましたが、イベントにはもちろん音も大事ですし、五感を通じてお客様にその空間の良さを伝える必要があります。
何より、シーンを読んだ上でオペレーションをしていかないと雰囲気を盛り上げることはできません。
私たちは主催者や演者さんが心置きなくイベントを開催できるようにサポートさせていただきます。
ということで、本日も読んでくださってありがとうございました!