イベント会場では、何かと必要になってくる映像機器。ですが、プロジェクターやモニターに対してお持ちのPCが接続できるのかというご相談を多く頂きます。
そこで今回は、モニターケーブルの種類と選び方についてお話していきます。
主なモニターケーブルの種類
HDMIケーブル
今、最もメジャーなモニターケーブルです。この端子では、場合によっては音声信号のやり取りもできます。
※モニターによっては対応していないので要確認です。
HDMIケーブルの特徴
- 最も一般的
- 音声信号も伝送可能
- ビスで固定せず、差し込むだけでOK
- 最大解像度は4096×2160(60Hz)
VGAケーブル
VGAは(Video Graphics Arrayの略)は、左右にビスがついており、手で回すかドライバーで閉めて固定ができるのが特徴です。
こちらも広く普及しているモニターケーブルの規格ですが、最近のノートPCでは搭載している機種が少なくなってきました。
VGAケーブルの特徴
- メジャーなケーブルの一つ
- 音声信号は別途ケーブルが必要
- ビスで固定するタイプ
- 最大解像度は1920x10804096×2160(60Hz)
DVIケーブル
DVIケーブルは、VGAケーブルによく似ていますが口が広く、VGAが青なのに対してこちらは白いことが多いです。
DVIは、ピンの数が24本のものと29本のものがあり、解像度にも違いがあります。
あまりノートパソコンでは見かける事はありませんが、デスクトップPCではまだまだ使われています。
DVIケーブルの特徴
- デスクトップPCでは定番
- 音声信号は別途ケーブルが必要
- ビスで固定するタイプ
- 最大解像度は…
24pin:1920x1080(60Hz)
29pin:3840×2400(33Hz)
DisplayPortケーブル
DisplayPortケーブルは、HDMIケーブルによく似ています。一般的にはあまり見かけませんが、高解像度の映像を出力できます。そのため、現場では人気の規格です。
DisplayPort ケーブルの特徴
- プロの映像の現場で人気。
- 音声信号は別途ケーブルが必要
- ビスで固定せず、差し込むだけでOK
- 最大解像度は…
7680x4320(60Hz)
※ディスプレイストリーム圧縮の場合
ノートパソコンは「小型化」に注意!
ノートパソコンは年々、小型化・スリム化が進んでいます。見た目もスッキリしていき、どんどん持ち運びやすく進歩していった反面、必要最低限の端子しか搭載していない機種も増えてきました。そのため、現場ではドッキングステーションや変換アダプタなどをご用意することもあります。
さいごに
本日は、モニターケーブルに関することをお送りしました。
フォーマットが分かれていると、最初はややこしく不安に感じるかもしれません。ですが目的に応じた使い分けが出来るとシーンに応じた演出もスムーズにできるようになります。
私たちは、数多くの現場で映像機器を取り扱ってきましたので、不明点やご不安なことがありましたらいつでもご相談ください!