展示会について 展示ブースにおける「徹底した来場者目線」とは

共栄美装広報部です。本日は展示会のブース制作において大切な「徹底した来場者目線」についてお話したいと思います。

さっそくですがこの3項目はどの展示会でも共通すると言えます。

  1. 来場者がブース前を通りすぎるのは数秒
  2. ブースを見るのは一瞬
  3. 来場者は捕まりたくないと考えている。

言われてみたら当たり前のことかもしれません。ですが、何故当たり前なのか?この事実をもとに、どんなブースを制作したらいいのか?についてこれからお話していきます。

1.来場者がブース前を通りすぎるのは一瞬

展示会とは、限られた空間の中に様々なサイズの小間で多くの企業が立ち並んでいます。通路を歩きながら移動をしている来場者の方が、自社ブースの前を通り過ぎるのはほんの一瞬の出来事です。

2.ブースを見るのは一瞬

では、その来場者の方の視線はというと・・・上下左右に視線を動かしていますので、ブースが視界に入るのもまた一瞬なんです。

3.来場者は捕まりたくないと考えている

アパレルショップや電化製品のお店で、ショップの店員に声をかけられ、捕まってしまったことは誰もが経験があるでしょう。求めてもいないのに捕まえられて商品の説明をされても、いたずらに時間を奪われるだけです。

「いや、見てるだけなんですけど・・・」
こう思わせてしまうのは、お客さまそれぞれの「知りたい」「聞きたい」のタイミングを外してしまっているからです。

この3つの前提を考慮した上で的確な形状で的確な訴求を計算することが、ブースデザインには求められています。

デザインにはレイアウトや導線、色味、訴求箇所や訴求サイズなど、たくさんの考慮されるべき項目がありますが、私たちはプロの見地からお客さまと蜜にコミュニケーションを取りながら、目的を達成できるような展示ブースを提案させていただきます。

後書き

今回の内容は展示会チームからのマニュアルを受けてのお話です。ブース制作には、WEB制作で行う視線誘導とも通じるところがあります。畑は違えどやはり人を相手に視線誘導をする訳ですから、どんなコンテンツをどんな順番で見せるのか、配色や訴求コメントは何を掛けば良いのかなど色々と考えるので、深いお話だったなと思います。

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この記事を書いた人

織田健太郎 織田健太郎

営業主任の織田です。名古屋で行われる催事やセレモニー、神事式典の現場をよくお手伝いしています。イベント開催にあたって不安なことや不明点などありましたら、些細なことも構いませんのでいつでも気軽にご相談下さい。

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