共栄美装広報部です。
私達は少しでもイベントを主催してくださる方が増え、イベントを通じて日本中が元気になるように働きかける企業です。
そんな私達イベントのプロだからこそ解る失敗しやすいパターンを3つほどご紹介させていただきたいと思います。
少しでも参考にしていただけると幸いです。
① 予算計画に無理がある
これまで様々なイベントに携わり、企画がなくなる理由が何といっても予算調整が圧倒的に多いです。
例えばですが、初めて10000人規模のイベントを100万円の予算で行うというのはあまりにも無理がありすぎます。
集客する為の広告費、会場費、会場施工費、運営費、人件費、各種経費など様々なお金が動くのがイベントです。
まずは資金調達が最重要になり、予算に合わせた計画でイベントを実施する方法が一番イベント成功に結びつきます。
私達が企画する場合はまず予算調整からスタートし、予算を増やす方法を考えます。
ある程度の内容が決まったら予算調達方法としてはこのようなパターンがあります。
- スポンサーの確保
- 助成金の確保
- クラウドファンディングなどの融資確保
その集まった資金をもとに計画を拡大縮小していきます。
② ターゲットが広すぎる
よくあるパターンですが、子供から大人まで全員楽しめるイベントという謳い文句がありますが、ようは「子供が楽しんでいる様子を見て大人が楽しんでいる」という現象です。
だからこそ、この場合は子供に振り切っているイベントがほとんどです。
要するにこの場合もターゲットは「子供」なんです。
ターゲットを絞らないということは、ブレることは勿論ですが最終的に「何がやりたかったの?」と評価され悲しい結末を招きます。
だからこそイベントの目的は5W2Hが基本になります。
- Why(なぜ):背景・経緯・目的
- What(なにを):内容定義・要件
- Who(だれが):体制・役割
- When(いつ):マイルストーン・スケジュール
- Where(どこで):場所
- How much(いくら):コスト・予算
- How to manage(どのように):全体管理
忘れがちな基本ですので、ブレかけたときは必ず原点に立ち返るという事を私達プロも行っています。
③ 準備期間が短すぎる
正直に言います。
準備期間は間違いなくイベント成功に比例します。
なぜかと言うと、イベントは一人では出来ないからです!
会場調整、スケジュール調整、備品調整、などイベントには様々な調整が必要になります。
調整先には必ず人がいて24時間スタンバイOKでこのイベントに全時間と労力を傾けている人ばかりではないからです。
だからこそ、一緒に取り組む仲間のためにも準備期間は大切にしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
かなり赤裸々にイベント失敗についてお話させて頂きました。
①②③の理由で総じて言えることは「イベントは一人では出来ない」という事です。
本来なら「どんなイベントでも成功に導きます」とお話するのが正解かもしれませんが、私達共栄美装は「必ず成功させる」ためにキレイな事ばかりではなく、現場のプロだからお話できるリアルを今後も発信していこうと思います。