私はいま共栄美装で一番ソフトウェアの力に助けられているスタッフです。
知らないよりも知ってるほうが断然お得だし、出来ればブログを読んでくれている人にも試していただきたい・・・という事で、今日は私が「コレがなきゃ仕事できない!」と思うくらい便利で生産性を高めてくれるツールを6つご紹介します。
Everything
Everythingは、VoidToolsが開発する超高速検索ソフトです。どのくらい早いのかというと、起動してからテキストを打てば1秒以内に目的のファイルの場所がわかるくらい早いです。
そして、右クリックすればそのファイルがある位置のフォルダを開くことも可能です。
その他、ネットワークドライブ(NASなど)にあるフォルダを検索対象にできたりと、痒いところに手が届く検索機能が揃ってます。
単に目的のファイルを探す時間を減らすだけじゃなく、フォルダ整理にも一役買うツールです。
QuickLook
https://apps.microsoft.com/detail/quicklook/9NV4BS3L1H4S?hl=ja-jp&gl=jp
エクセルの中身をちょっと見たい。でもエクセルを開いてしまうと、ちょっと起動に時間がかかったりする・・・なんてことありませんか?私はあります。
閉じる時も、ちょっと見てただけのはずが画面を閉じようとしたら「保存しますか」とダイアログを出して[はい/いいえ/キャンセル]を聞いてきたり、アプリ自体は終了していなかったり。
こういった細々としたことがストレスになるんです。
でもQuickLookがあれば、そのファイルを選んでスペースキーを押したらスグにプレビューが現れます。
さらに、このQuickLookのプレビューウィンドウは他のファイルを選んだら切り替わります。
編集したいときは画面右上にあるボタンを押せばOKです。
Files
インターネットをするアプリがブラウザなら、メールをするアプリはメーラー。
Filesは、ファイルを閲覧・編集するためのファイラーと呼ばれるアプリです。
一番有名なのはWindowsのエクスプローラー、MACのファインダーあたりでしょう。ただ、これらのツールは初心者向けで限られた機能しか搭載されていません。
パソコンを使っていて仕事をするなら、ファイル管理をすることは必須でしょう。そのファイル管理を、普通の人よりも圧倒的に効率的にできるようにする為の高度なツールが、世の中には実は沢山あるのです。Filesはその中でも、とっつきやすくオシャレで直感的に扱える部類です。
起動するとまずこんな画面が出てきます。
そして、たとえばデスクトップに移動してレイアウトを変更するメニューを出して「カラム」を押すと・・・
こんな風に、階層がカラムで分けて表示されます。ふつうのフォルダツリー表示よりも広い画面を活用して閲覧出来るので、わかりやすいです。
この他、ファイルにタグをつけて管理できたり通常のエクスプローラーではまだ出来ない事が色々とできるアプリです。
Clibor
https://chigusa-web.com/clibor/
Clibor(クリボー)は、クリップボード拡張ソフトの一つです。このアプリを起動している状態でCtrlキーを素早くタタン!と2回押すことでこれまでコピーしたテキストの履歴をたどることが出来ます。
私の環境でCliborのクリップボードを呼び出すとこんな感じのウィンドウが現れます。下記の1~4はコピーした履歴で、数字が若いほど直近になります。
その状態で、使いたいクリップボードに対応した数字のキーを押すかクリックすると、そのクリップボードのテキストがコピーされます。
設定画面から[自動貼り付けを有効にする]にチェックを入れておくとスグに貼り付けも行われるので便利です。
テキスト編集をたくさん行う人ほど重宝するツールです。
この他、定型文としてコピーしたテキストを固定して保存したり、FIFOモードといってコピー1→コピー2→コピー3→貼り付け1→貼り付け2→貼り付け3といったように、先入れ先出し(フロントイン・フロントアウト)を行うことも可能です。
Google日本語入力
テキスト編集を行うといえば、日本人はやりますよね・・・漢字変換を。実はWindowsも日本語入力システムを変更できるんです。有名なものですと、Atokがありますが無料のツールもあります。
たとえばGoogle日本語入力なんていかがでしょうか?使ってみると、普通の入力システムよりもかなり賢いです。例えば・・・
「いま」と打ったら今の時間帯が出ます。
「みーてぃんぐ」と打ったらそのスペルが出てきます。
Zを押しながらLを押すと右矢印が出てきます。
郵便番号を入れると住所に変換してくれます。
その他、予測変換も賢いし学習機能も備わっていますので、ストレスなく文書作成ができるようになります。
Vivaldi
GoogleChromeやFirefox、Safari、MicrosoftEdge、Braveなど、インターネットを見るためのWEBブラウザは沢山あります。それぞれ良さがあるのですがここで1つ、Vivaldiブラウザをオススメさせてください。
「何ができるの?」
こう聞かれたら、私はこう答えます。
「1つの画面で何でもワンストップで出来て、痒いところに手が届くツールが揃ってます」
・・・いまいちピンと来ないかもしれませんが、それくらい「そんな事出来るのか!」って驚くような便利機能がてんこ盛りのアプリなんです。
まず私の環境はこんな感じです。ここはスピードダイヤルといって、新しいタブを開いたときにお気に入りサイトをまとめておく電話の短縮ダイヤルのような画面です。
画面を分割するように表示することも可能です。
下記ではいらすとやとIcoonMonoという画像素材サイトを左右にならべて表示できます。
マウスを右クリックしながらずらして指を離すジェスチャー操作が標準搭載されていて、しかも好きに割り当てることができます。本のページをぺらっとめくるように履歴を進んだり戻ったり、それ以外の操作も可能です。
画面の右上にはゴミ箱のアイコンがあり、閉じたタブをカンタンに復元することも出来ます。
メーラーも搭載されていて、サイドバー、メインウインドウを使ってメールの送受信が送れますし電話帳やカレンダーも使えます。しかもGoogleカレンダーやGmailと同期することも可能です。
今ご紹介したのはVivaldiに備わっている機能のごく僅かですが、これだけでもかなりの企業努力で開発されているアプリだということが伝わったのではないでしょうか。
皆さんもありますよね?
知ってたら絶対得するのに!!
こう思って熱意をもって共有しても、人はなかなか理解してくれないものです。
それもそのはず、知らない人にはその凄さを測る物差しがないから発信者は伝え方を工夫したりして、取っ掛かりを作るところから始めなきゃいけないんです。
というか私もはじめはそんなもの知らなかったし興味も湧かなかったことです。でも何が出来るのかちょっと解りだしてきたら新しい物差しが次々と出来ていくことで「うわ、すごい!」と思ったり感動したり楽しい気持ちになっていきました。
こうして人はコンフォートゾーンから本当の意味で抜け出せる生き物なのではないでしょうか。Vivaldiブラウザをはじめ今回紹介したアプリが、皆様にとっての第一歩であればこれほど嬉しいことはありません。
まとめ
本日は、生産性が高まる6つのツールをご紹介しました。
- Everything:超高速ファイル検索ソフト
- QuickLook:幅広い種類のファイルをスペースキー一発でプレビューできるビューアー
- Files:カラム表示、タグ管理などでファイル管理の効率を上げるオシャレなファイラー
- Clibor:クリップボードの履歴を辿れる拡張ソフト。
- Google日本語入力:賢い日本語入力システム
- Vivaldi:インターネットで行うことをワンストップ管理できる万能ブラウザ
皆様のオフィスワークが、より快適で生産的なものになれば幸いです。