共栄美装広報部です。
本日は私たちが大切にしている仕事道具のご紹介です。限られた時間で設営撤去を乗り切るためにいつも重宝している腰道具たちをぜひご覧ください。
インパクトドライバー

現場にはこれが欠かせません!
素早くビスを木材に打ち進めるため、手回しのドライバーと比べると作業効率が段違いです。
シノラチェット

私たちは17+21のショートを使用しています
番線(ばんせん)という針金で物を束ねるときや、インパクトでは入っていかない所のクランプを回すときに使用します。
板ラチェットも狭いときに使います。
ミニクリッパー

番線をカットする際に使用するミニクリッパーというハサミです。
ペンチやニッパーとは違い、力が入りやすい仕組みになっています。
モンキーレンチ

モンキーレンチはただのレンチではありません。
口の開き幅を調整できるのが大きな特徴で、一本で様々なサイズのボルトやナットに対応できます。
なぜこれがモンキーレンチと言うのか?
これには2つの説があり、これを発明したCharles Moncky氏の名前に由来する説と、モンキーレンチの原形となった工具の頭部の形状が猿のような形をしているからという説があります。
計器類

レベルについて
水平と垂直を測るために使います。ステージはぱっと目ではまっすぐに見えても実は地面が歪んでいることがあります。そんな時も、レベルがあればある程度は計測できます
スケール同様、舞台の規模が大きな場合はレーザーを使用します。

スケールについて
距離を測るときに使用します。5.5Mのものをよく使用しています。
大きなステージの場合はレーザーを使用しますが、手元の計測ならスケールで行います。
カッターナイフ

カッターナイフは、実はインパクトの次に使用頻度の高い工具です。
私たちはステージ制作の場合に装飾も仕事に入ってきます。
私たちはイベント屋さんなので、単に足場が出来ればOK!というわけではなく、天板のパンチカーペットのカットや、ステージスカートのカットなど細かな仕事も入り、土台がいくら綺麗でも装飾によって大きく仕上がりが変わります。
だからこそ現場前にカッターの歯を必ず変えています。
ガンタッカー

ひとことで言うと、大きなホッチキスです。
パンチカーペットやスカートと止めるために使用します。
慣れない人がやると入り切らず芯が出て危ないですが、弊社は必ず最後に確認するなどの安全確認も行っております。
また、芯が入りやすいラピッド社の物を私どもは愛用しています。
ペンチ

装飾の際に使用したり、簡単な金属を捻ったりと大活躍な工具です。
さっきご紹介したタッカーの芯を取る際にも使用します。
いつもカッターと対で持っている工具です。
ハーネス

最後にご紹介するのはハーネスです。
やはり安全に施工することは大切で、もしも事故があると大切なイベントが台無しになってしまいます。
ですので、ステージ施工の際は必ずつけています。
ヘルメットとハーネスは自分の命と、大切なイベントを成功させる道具です。
最後に
本日は、私たちが使用している腰道具のうちステージ施工で使うものをご紹介しました。「使ったことがある!」「名前だけ聞いたことがある!」といった方の琴線に触れる内容でしたら、とても嬉しいです。触らない方々にとってはニッチな道具たちですが、知っていると「便利だよね~!」「ないと困るよね!」というトークもできるものばかりです。