
会社付近で生活する人はチェックしておきたい財政力指数のお話
こんにちは。共栄美装広報部長です。
皆様は会社選びをする上で、何を重視されるでしょうか?
「給与」「休日数」「残業時間」「通勤のしやすさ」「その仕事の難易度」・・・などなど、気になることは沢山ありますよね。
生活をする為にそれぞれ人生の一部を預ける訳ですから、出来るかぎりはQOL(Quality Of Life:生活の質や人生の質のこと)を高められる環境を選びたいところですよね。
今回はそんな物差しの一つとして本日は「財政力指数のお話」をさせていただきます。
財政力指数とは?
財政力指数とは、簡単に言うと、自治体がお金をどれくらい自由に使えるかを示す数字です。
この数値が高いエリアは公共サービスや子育て支援が手厚かったり、インフラが整っていたりする傾向があります。
つまり「住みやすさ」に直結します。
働きやすさや得られる収入以外にも、求職者の皆様にはぜひチェックして頂きたい項目です。
どこで働くのかとは別に考える。
弊社は名古屋市緑区に拠点を置く企業です。
ですが広報部長は、実は愛知県東海市(名古屋じゃない!)にアパートを借りて済んでいます。
「そんなに遠いのか?」と思われたかもしれません。ですが実は通勤時間はたった4分程度で済むほど近いんです。
緑区で物件を探すのも、全然良かったと思います。
ですがここで財政力指数のお話をしますと、勤務先と家の財政力指数は以下のような違いがあります。・・・随分と離れていると感じられるでしょう。
愛知県名古屋市 | 0.98 |
愛知県東海市 | 1.26 |
一般的に
1.0を超える自治体は自立度が高く、行政サービスを手厚くしやすいとされており、下回る自治体は国からの補助に頼る部分が多くなると言われています。
0.99という数字も、全国規模で見ると概ねそこまで悪い数字ではありません。
都道府県別に見ると、愛知県の財政力指数は東京に次いで2位です。
東京が1.10065
愛知が0.86176
実際に生活してみてどうか?
私が生活している東海市は特に鉄鋼業(日鉄など)や製造業が盛んな工業都市です。
また名古屋へのアクセスもしやすいベッドタウンとしても機能しています。
そして前述の「指定ゴミ袋の無料配布」や「子育て支援センターの整備」など住民サービスが手厚いことでも有名で、公園や図書館も比較的充実しており、ファミリー層に人気があります。
指定ゴミ袋の配布は、他の地域ではされていないこともあるようで時々「なにそれ羨ましい!」と言われることもあります。
歴史や文化も豊かで、祭りや地域イベントも多く、地元コミュニティが根付いています。
まとめ
会社選びでは「給与」「休日」などの条件に目が行きがちですが「どの自治体で生活するか」も実は大きなポイントです。
財政力指数は、生活の安心感や子育て環境、日々の暮らしの快適さに直結する重要な指標。
ぜひ企業選びとあわせて「住む場所」についてもチェックしてみてください。
本日はここまで読んでくださり、ありがとうございます!