地鎮祭や起工式などで、列席者の皆様からお供えされる奉献酒。このお酒には、どんな意味があるのでしょうか。本日は奉献酒について詳しくお話していきます。
奉献酒は誰に捧げるのか?
そもそも地鎮祭とは、どういった式典なのかをおさらいしましょう。
地鎮祭は建物を建てる前に行う式典であり「とこしずめのまつり」とも呼ばれます。英語表記だとGroundbreaking festival。
代々その土地を収めて来られた氏神様に降臨していただき、青草の乗った盛砂を崩して耕す一連の所作を見ていただき、工事が無事終わり、建物や家が繁栄していくことを祈願します。
つまるところ、氏神様へ捧げるお酒です。
地鎮祭は地域や宗派によって方法が違う
地鎮祭は、地域や宗派によって方法が異なります。そのため必要な神具の数や配置も異なりますので神職の方(宮司さん)の指示に従い、何が必要なのかを事前に決めておきましょう。
参考までに、式典ではどんな物が使われるのかをこちらにてご紹介します。
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奉献酒はどんな風に準備をすればいいのか?
奉献酒は清酒2升を奉げるのが一般的です。そして、化粧箱入れて紙で包み、その上から「のし紙」を付けます。そして「 奉献」と大きな文字の下に会社名やお名前を書きます。
儀式のあと、奉献酒はどのように扱うのか?
氏神様をお見送りしたあと、神饌物(お供えもの)やお酒には神威(かむい:神様のお力やご利益のこと)が宿っています。これを直会(なおらい)パーティーや神酒拝戴の儀で列席者の皆様がお酒を頂きます。
その家や社屋、施設の着工を祈願するのは、そこに住んだり生活する人だけでなく、列席者の皆様や着工に携わる皆様も、そして、地鎮祭をサポートしている私たちも同じです。
皆様にとって栄ある未来がありますように祈願しつつ、本日はここで筆を置かせていただきます。
それでは、読んで下さりありがとうございました!