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と大々的に打ち出しています。
ですが、皆さまのうち何人かはこう思われたのではないでしょうか?
「そんなに変化が多いの?なら敬遠したい」
「自分には向いてないんじゃない・・・」
「決まった事だけをしていたい」
変化を好む人が居れば嫌う人も居ます。上記は嫌う人の例ですが、実は食わず嫌いなだけだったというケースもよくあるんです。
そこで今回は、なぜ変化は嫌われるのか?求められるのか?について掘り下げつつ、変化に対する3つの誤解についてお話していきます。
なぜ変化は嫌われるのか?
結論から言ってしまえば「せっかく今安全地帯にいるのに、何が起こるか分からないから」です。
車を運転している時でも、普段通っている道を走るのと、裏道を走るのでは安心できるのは前者のほうでしょう。
迷ってしまうかもしれないし事故を起こしてしまうかもしれない。だから裏道を通りたくない。
ここは安全をとって、時間をかけてでも普段通っている道を走りたい。
この心理が働いて、変化は避けられてしまうのです。
確かに車を初めて運転した人がいきなり「普通の道を使ったら30分かかるような目的地に、5分以内にトップスピードでたどり着け」と言われたらパニックを起こしてしまうでしょう。
自分が持っているスキルに対して、過度な負荷を与えられることを人は基本的に避けます。
「変化」という言葉は何が起こるか分からない訳ですから、こういうことを言われるんじゃないかと想像してしまう訳です。
なぜ変化が求められるのか?
ところが安全な道を知り尽くしたころ、人は別の欲求が出てきます。
欲求の種類は
- 「もっと時間を節約したい」
- 「ドライブのテクニックを上げたい」
- 「土地勘をもっと掴みたい」
こんなふうに様々です。
共通するのは、自分がもっとメリットを得られる別の方法が欲しいということです。
この傾向は向上心や吸収力のある人ほど、より顕著に現れます。
上記では車の運転でたとえ話をしましたが、組織経営にも同じことが言えます。
今までのやり方ではどう頑張っても目標達成が出来ないのであれば変化が必要ですし、今上手く行っているように見えても、ある物が壊れたり、一人が居なくなったら経営が成り立たない危険性がある。
そんな状態はSDGSのS(サステナビリティ・持続性のこと)の観点から考えても宜しくありません。
さて、そうは言ってもやったことない事を性急に求められるのではないかという不安は拭えないかもしれませんので、ここから変化に対してよくある誤解を3つに分けてご説明します。
誤解1「別に危険じゃない。むしろ得られるものは良質な刺激」
少しだけ心理学のお話をします。
人には自分が安全だと判断するコンフォートゾーンがあります。
ここに留まっていると、何も変化がない代わりに安全で居られます。
コンフォートゾーンから腰を上げた1歩先にはラーニングゾーンがあります。
ここでは、小さな変化があります。ラーニングとは学習ということ。これまで知らなかった知識や経験が得られます。
その1歩先はパニックゾーン。
いきなり仕事を丸投げされたり、崖から崖へ綱渡りしろと言われたり、ロケットを見たことも触ったこともないのに宇宙に行けだとか言われるゾーンです。
ここは出来る事に対するストレス値が非常に高く、心がボキッと折れてしまいます。
このように3つのゾーンがある訳ですが、変化をあまり好まない人はラーニングゾーンでもパニックゾーンに見えてしまうのです。
やった事ない事には変わりないからですが、それで今まで通りの旧態依然としたやり方に留まってしまうことは、機会損失という別のリスクを抱えてしまう事になるんです。
誤解2「実はぬるま湯が一番危ないし、安心と安全は違う」
安心は、心が安らげる事です。
安全は、危険を受けないという事。
人は、時々この安心と安全を同一視しがちです。
目の前にドラム缶風呂があったとします。
あなたは極寒の季節に外でそのドラム缶風呂に入りました。そこまでは自宅から1km離れているとします。
足元では火を炊く必要があるわけですが、この火が消えてしまってもしばらくはお湯はあったかいでしょう。
ですが、やがてぬるま湯になり冷水に変わってしまいます。
ぬるま湯は人に「まだいける」と思わせてしまいがち。
本当は、極寒だから1歩でも外に出たくないだけなのです。
これが安心の正体です。
こうなってしまった頃にはすでに手遅れで、熱々のお風呂につかって、十分に体があったまっている状態で服を着るからこそ無事に帰宅できるのです。
ぬるま湯はもはや冷水に変わりつつあります。
そうなってからようやく動いても、待っているのは全身がガタガタ震えて手足がかじかんでロクに動かないような極寒地獄でしょう。
誤解3「退屈・つまらないを何とかするのがイベント会社」
仕事が退屈だとかつまらないって言ってる人に対して「何をいってるんだ」と思ったことがある人はおそらくこう思われたでしょう。
「こっちなんか、生活してるだけでいっぱいいっぱい・・・」
「仕事があるだけでいいじゃないか・・・」
本当に良いんでしょうか?
一応、ライフラインが確保出来れば、人は一応は生きていけます。
家に帰れば、電気・水道・ガスが通っていて冷蔵庫に食べるものもある。無ければ近所のスーパーかコンビニに行けば良い。
そんな状態であれば、毎日同じことの繰り返しではありますが、ひと通り困る事はないでしょう。
ですが、休日になっても人と会うことがない。誰からも連絡がない。
これといった趣味もなければ、音楽も聞けない映画も見れない。
衣食住以外の何もできない。
誰とも笑い合ったり団らんすることができない。
そんな状態が何年も、何十年も続くことを想像してみてください。
苦痛で仕方ないですよね。
極端だと思いますか?でもそれが「イベントがない状態」なんですよ。
普段会わない人と巡り合ったり、久々に友人と再開したり、滅多に食べない鉄板焼き料理を食べたり、射的やスーパーボールすくいをしたり、或いはアーティストの音楽を聞きに行ったり、一緒に盛り上がったり。
こういった経験、本当に必要ありませんか?
本当は、飢えてしまうくらい必要なことではないでしょうか?
私たちが好む変化は、そういった変化です。
最後に
ここで敢えてフェアな視点で1つだけ補足をさせてください。
変化には良い変化と悪い変化があります。
そして物事を変えるためには、相応のエネルギーが必要だし摩擦も生じます。
人の見たくない部分も見てしまうことがあります。だから苦痛が伴うことは正直に言ってあるんです。
ですが、それを対価に払ってでも私たちは変化を起こしたい。
イベント会社が起こす変化を「面白い」と共感してくれて、思ってもいないアイデアを立案してくれたり、新しいことに挑戦するような方が、ベンチャー企業であり老舗でもあるという今の私たちの成長フェーズにぴったりなんです。
今回の記事をご覧になって、変化というものの捉え方が変わったと思っていただければ幸いです。
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。