面接で必ず聞かれるのが「志望動機」。ですがこの質問事項にはNG例が沢山あります。
弊社も沢山の方に面接に来て頂いていますが、正直とても惜しい失点をされているなと思いましたので本日の記事を書こうと思いました。
面接官はここを見ている!
まずは履歴書をはじめとした書類。
収まりきらないほどの熱意を書いてくる方が居れば、どこの会社にでも書いているんだろうなと思うような浅い志望動機を書く方も居ます。
次に応募者の方の受け答え。
書類に書いてあることを掘り下げたり、あるいは複数の質問を投げかけたりすることでその志望動機の整合性が合うかどうかを判断しています。また志望動機とその人の強み・弱みを照らし合わせた上で判断もしています。
さて、求職者の皆様。
もしかして、こういう志望動機を書いちゃっていないでしょうか?↓
- 研修制度が充実していると聞いて
- 初心者でも募集をされていたので
- 家から通いやすく、交通アクセスが良い
- WEBサイトを見ていて、楽しそうだと思った
もしも書いていた場合、ちょっと待ったをかけたいです。
条件が合う。確かにそれも真っ当な志望動機です。ですが、これらの志望動機は共通して「消費者」の域を抜け出せていません。
消費者とは、その人がお客様ということです。お金を払ったり、サービスを享受したりする人たちです。
対して私たちは「生産者」「供給者」と呼ばれます。お金を受け取って、サービスを提供しています。
ここで意識のレベルを消費者→生産者・供給者へと上げていかないと、内定はかなり遠のいてしまうでしょう。
では、どのように志望動機を固めていくか
物語には、スタートとゴールがあります。
これがRPGであれば、世界を救うという使命の主人公がレベルを上げていって、道中で仲間と出会ったり、より強い武器を手に入れたりしながら人々を困らせているボスを倒していき、最後に最強のボスが待ち受けており、それを倒せばクリアというのが王道でしょう。
この大きな流れがあるのなら、初心者歓迎・研修制度充実・好アクセス・・・といったものは、実はほんの取っ掛かりにすぎません。
だから取っ掛かりを志望動機にすることは悪手なんです。
すでにある程度の地位を得たり、武器を持って戦っている人からすれば「王様から120ゴールドとたいまつが貰えるから・・・」と言ってるような人を採用したいでしょうか?
未来は、だから描くんだ
描くとは、文字通り他の誰かにもわかるようにアウトプットをするという事です。
不格好な出来あがりになってしまうかもしれませんが、それでも何も思い描いていない状態よりは遥かに応援したくなるでしょう。
不出来だと思うなら描き直せばいいんです。問題を1つクリアするごとにそれをやっても構いません。その時には少しずつ景色も変わっているからです。
RPGで言えば、魔王をやっつける必要はありません。
武器職人になりたいという夢でも良いでしょう。(私はこのタイプです)
魔術を極めて賢者になりたいという夢もいいですね。
身体を鍛えて重装備を着こなせる戦士になるのも良いでしょう。
戦士は戦士でも剣術に特化した者や槍術に特化した者、機動力に優れた者や耐久力に優れた者がいて、実は千差万別なんです。
それぞれの立場から、みんな価値を提供している人たちです。だからこそカッコイイし、色んな現場に携わることが出来て輝いているんです。
この輝いている姿や、その人が巻き起こしたいことを語れる人はやはり魅力的に映ります。
私たちは「イベントディレクター」という職業をご用意していますから、もしもあなたのなりたい自分像が一致しているなら、いつでもお声掛けください。
上記のような、成長した自分を思い浮かべながら熱意を語れる人であれば、がっつり席を設けて、それ以上の舞台と武器をご用意します!