こんにちは、広報部1号です。求職者の皆様、就活は上手くいっているでしょうか?本日は、面接の通過率を上げる言葉をいくつかご紹介させていただきます。
ただし、大前提として・・・。
本日ご紹介するのは、面接の通過率を上げるというだけで100%通るというものではありません。面接官は、求職者の受け答えから評価を加点したり逆に減点したりしています。この評価が一定数以上あればその面接は通過できるといっていいでしょう。
具体的に、何をやったら減点対象になってしまうのかは下記をご参照ください。
そして本日話すのは「本来掴めるチャンス」を掴み、「やらなくていい減点」を回避するための内容です。
通過率が下がるポイント
私自身、何度か企業面接を受ける時に遭遇したのですが「言葉に詰まるような、答えにくい質問」があります。圧迫面接ほどではなくても、聞かれても答えようのないことを聞かれてしまったら誰でも焦ると思います。
例えば・・・
ポイント1.業界研究をしたかどうか確かめる質問をしてくる
弊社と◯◯さんが今受けているA社は同じ業界ですが、どのように違うと認識されていますか?
こういう質問は、きちんと業界研究が出来ていないと答えられません。それに、集めてきた情報を踏まえた上で志望度が高いことと、その裏付けをあわせて説明ができないと「この子は嘘をついている?」と思われてしまいかねません。
1度疑いが出来ると、他にもこういった部分で掘り下げが行われます。
ポイント2.掘り下げで理解度のレベルを確かめる質問をしてくる
弊社が他の競合よりも市場において強い理由は何だと思いますか?
使用しているアイテムの質が良いんだと思います。
アイテムの質ですか・・・具体的にどんな部分が良いと思われましたか?
うっ・・・
抽象的な言葉には、基本的に掘り下げが行われます。
「御社の理念に共感しました」と言えば「どんな部分に共感頂いたんですか?」といった風に聞かれて回答につまるのはよくある事でしょう。
ここまでは業界研究が十分に出来ていないパターンの会話例を挙げてきました。研究は、やらなきゃいけないと分かっていても、インターネットで調べたくらいじゃよく分からなかったり、面接までに十分な時間がなかったりするものです。そんなぶっつけ本番な環境下で、ぜったいにやってはいけない事があります。それは嘘をつくという事です。
嘘をつく人は、採用してからも自らの努力不足を棚上げにして不誠実な対応をすると思われてしまいかねません。これは大きなマイナス点です。
魔法の言葉
・・・というタイトルでこの記事を身に来た方へ。薄々感づいているとは思いますが、この記事でご紹介するのはラクして大きな成果を出す特効薬のような言葉ではありません。魔法とは常人ではなしえない不思議なことを行う術のことです。それが出来ると思い違いをして、上っ面だけの回答をしたとしたら前述のとおり逆効果になります。ですが誠実さと前向きさを伝えることが出来れば、魔法なんて使わなくても面接官は心を開いてくれるかもしれません。
ということで、その場で一所懸命考えて答えが出ないのなら、こう答えるのが無難です。
宿題と引き換えに次回面接へ繋ぐ言葉
勉強不足で申し訳ありません。
もし次の面接の機会をいただけるのであれば、よく調べてまいります。
前向きな姿勢であることを意思表示する言葉
または、ここで前向きに取り組む姿勢を見せるのも良いでしょう
勉強不足で申し訳ありません。
差し支えなければ、どのように御社の◯◯事業を成長させて他社に打ち勝ってきたのかをお聞かせ頂けますか?
分からないなら分からないで、貪欲に理解しようとする姿勢を示せばリサーチ不足でも減点される点数は減ることがおわかり頂けると思います。
そして、どちらも開口一番にリサーチ不足であることを素直に認めて謝っています。
ポイント3.面接の最後に
本日はありがとうございます。最後になにかご質問はありますか?
うっ・・・
こんな時、どうしますか?
不明点は本日の面接で聞くことが出来ましたので現状ありません。
なにも質問事項がないなら、こう言いたくもなるでしょう。ただ、質問がない人は意欲がないと思われてしまいかねません。そのリスクを負ってまで、本当にこんな回答をしますか?その場で取ってつけたような質問を出しても「これでよかったのかな・・・?」って思っちゃいますよね。
・・・逆に、意欲がある人の言葉って何でしょうか?
こちらこそ貴重な時間を取ってくださり、ありがとうございます。
それでは伺いたいのですが、本日の面接で私の受け答えやスキル面、下準備などで不安に感じられた箇所があればご指摘ください。
そうですね、まず業界をリサーチする時に漫然とWEBサイトを観るのではなく会社概要ページと主力のサービスの種類と価格帯、対応エリア、独自の強みをチェックして3~4社ほど比較できていると違いがわかって分析もしやすくなりますし先程よりも的確な回答ができるようになりますよ。これは社内会議で資料を作る時も役立つので是非次回から心掛けるようにしてください。
ありがとうございます。勉強になりました!
面接とはお互いに自分をPRして売り込む場です。同時に、条件面での擦り合わせを行う場所でもあります。もしも途中で減点されているのであれば、どうやってカバーをしていくのか一緒に考える場でもあるのです。
まとめ
本日は、通過率が下げられてしまうポイントをいくつか紹介した上で、前向きに自分の価値を上げていく姿勢が大切だというお話をしました。
どれだけ前向きでも、競争率が高い企業の面接は落ちてしまうことがあります。ですが腐らず着実にレベルアップしていく姿勢があれば、色んなことにチャレンジして行く訳ですから今出来ないことも出来るようになっていきます。最後まで自分の市場価値を高めつづけていきましょう。私たちも高めていきますし、もしもご縁があって、それを共にしあえる仲間として今この記事を読んでくださっているあなたを迎え入れることが出来たら幸いです。
魔法ではないと途中で聞いて「なんだよ」と思ってブラウザバックされた方には大変申し訳無いのですが、弊社は実直な人材を求めていますのでこういう記事を書かせていただきました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!