ブログを始めて、かなり最初のほうに尺貫法に関するお話をさせていただきました。イベント業界で使用されるテントやステージといった機材は「間」「坪」「尺」で表記されていたり、実際に流通してるアイテムもこのサイズにフィットするように作られているものが多いです。
小学校から学ぶm、cm、mmといった表記は「メートル法」といって、こちらのほうが皆様と馴染みが深いはずです。
おさらいすると、尺貫法のサイズはこんな感じになります。
よくよく見ると、6尺で1間(約1.8m)である事がわかります。これが本日お話する記事の味噌となる部分です。
仮に目の前に2間の間口があるとします。
2間×3間テントだと短辺、1.5×2間テントだと長辺の位置に、横幅1.8mの机が2台設置できる計算になります。また、6尺のカウンター台や冷蔵ショーケースも同じように設置ができますね。
ただし、隙間なく敷き詰めることは出来ますが、出入り口をそこ以外(側面or背面)に設定しなければなりません。そんなときはもう少し狭い机を用意すると良いでしょう。
2間×3間テントは中柱がある
長辺は3間ですが、中二柱があるので構造的にはこうなります。角柱から中柱までの距離は1.5間。
メートル表記にすると2.7mなので、幅1.2mと1.5mの長机を横に並べるとぴったりと合います。
中柱を邪魔に感じられるかもしれませんが、これは強度を補って全体を安定させる為に必要な骨部材です。あるならあるで、隣に違うブースを出してその境目として役立てる方法もあります。
まとめ
本日は、テントの間口が他の商材と組み合わせたときに合わせやすいという観点からお話しました。「なぜメートル法じゃなくって、間表記になってるの?」と思われるかもしれません。ですが、周囲の機材との組み合わせを考えるとそのほうが合わせやすいという利点もありますよ、という事をブログ記事を通じてお伝えしたかったのです。
本日のブログ記事を面白いと思っていただければ幸いです!