共栄美奏広報部です。
昨日はなにかの頭文字ではないか?と考えながら試行錯誤することというタイトルで、お話をさせていただきました。本日の記事はその続編としてお送りします。
よく英字が出てくる(アレ)
まず、メモ帳を立ち上げて、メニューバーをよく見てみましょう。
メモ帳の起動方法がわからない場合はWindowsロゴキーを押した状態で「notepad」と打ち込んでみてください。
メニューバーのコマンドには
- ファイルの末尾に(F:Fileの頭文字)
- 編集の末尾に(E:Editの頭文字)
- 書式の末尾に(O:Formatの2文字目。Fが2つあるとFileと重複するからと考えられます)
- 表示の末尾に(V:Viewの頭文字)
- ヘルプの末尾に(H:Helpの頭文字)
といった具合に、カッコ書きして何かしらのアルファベッドが書いてあります。
これらコマンド末尾にある英字は、実はお手元のキーボードと繋がっています。
試しにキーボードで[Alt]を押しながら[E]を押してみてください。編集の項目が展開されます。
こんな具合に、キーボードだけで各コマンドにすばやくアクセスできるようにしたものを「アクセスキー」または「アクセラレーションキー」といいます。(以下、アクセスキーと呼びます。)
アクセスキーはこんな時に役立つ
ファイル保存時のダイアログその1
Altを押しながら…
S(Save)で保存
N(No)で保存しない
ファイル保存時のダイアログその2
Altを押しながら…
N(Name)でファイル名
T(Type)で種類
大事なことは効率よりも目的に到達する意思や熱意
キーボードもマウスもタッチパネルも、デバイス機器と対話するための接点(インターフェイス)です。
双方向でのやり取りをする手段が増えてやりたい事に対して実現する手段が充実していけば、摩擦やストレスが減って快適にデバイスを扱えるようになるでしょう。
実際にお手元のキーボードで試して下さった方の中には「あ、早い」と思った方もいらっしゃるでしょう。ですが「マウスで選ぶほうが良い。こっちのほうが慣れてるし」という方も一定数居るはずです。
確かにプロセスは増えてしまいますが、これも1つの正解だしメリットも実はあるんです。
メニューを開いてじっくり見るということは、俯瞰的な視点から他のメニューを視認できるということでもあるんです。
キーボードを使うこともマウスを使うことも、実は同じ目的地に到着するために、近道を使うか回り道するかの差でしかないんです。
「慣れ」をとるか「効率追求」をとるか、ご自身のレベル感に応じてどうするのかを選択していく必要があるでしょう。
その中でも、ひとつ大事なことがあります。
「これはコミュニケーションだ」という事です。
私は電子機器を扱うこともひとつのコミュニケーションだと捕えています。
上手くやり取りをする為にはやはり「何をしようとして作られているのか」を知る必要があり、これがなければ昨日もお話したように丸暗記になってしまいますし、それでは面白味がありません。
面白味がないのに効率ばっかりを求めると、目的に到達する意思や熱意は薄れ、結局のところデバイスの良さを生かした仕事はできなくなっていくのではないかな。
そんな風に考えながら、本日はここで筆を置かせていただきます。
ご精読ありがとうございます!