こんにちは、広報部1号です。
本日は、この業界に居るからこそ気がつけるイベント会社のWEBサイトでは「実は当たり前じゃないこと」を、現状を踏まえてぶっちゃけた内容をお伝えしようと思います。
1.見やすい
弊社のWEBサイトは何を掲載して何を掲載しないかを真剣にディスカッションした上で、とにかくシンプルで見やすく、お客様にとってご利用いただきやすいWEBサービスを目指しております。
ところが、この業界ではそれは当たり前ではありません。
イベント会社の掲載するコンテンツは、沢山あります。
- イベント特有の賑やかさ
- アイテムやサービス
- 季節やトレンドに応じた特集ページ
- 企業理念や文化
- どんな風に社会貢献しているのか
- SNSやブログ、新着情報
など・・・
これらをいかに、ユーザーにストレスなく伝えるかが肝となります。
ですが、プロのデザイナーが社内に居て情報発信を続けているイベント会社は実は少ないのです。
そうなると、あれもこれもと情報が追加されていきますから、カラフルなボタンやバナーのお化けになります。
2.広告が入ってこない
イベント会社では、レンタル商品を受注するケースが多いのでECサイトのためのショッピングカートシステムがよく使われるようになりました。お客様は必要な物品をサイト内から見出すために[サイト内検索]をかなり使います。
このサイト内検索がなかなかに曲者なのです。
・・・というのも「Googleの検索エンジンを利用したサイト内検索」を使用しているのです。
ちなみに弊社は、このような検索エンジンを使っています。
こちらはスタッキングチェアと検索した例です。
ところが、この業界ではこういった検索結果画面を出すようなWEBサイトも多く見かけます。
ユーザーの皆様にとっては、ただ「そのサイト内でスタッキングチェアのページに行きたいだけ」です。なのに広告にそのことを妨げられてしまうのです。
広告が入ってくると欲しい情報までの距離を伸ばしてしまう、ノイズとなってしまいます。
広告が悪いという訳ではありません。要は検索機能をGoogleに投げてしまい、自社サイト内で動作する検索機能を実装していないことが問題なのです。
3.デザインに一貫性がある
デザイン4大原則の1つに、反復というものがあります。
これは、ナビゲーションバーなどに共通するメニューを入れておくことでWEBサイト内の様々なページを行ったり来たりしても安心してユーザーにご利用頂くために欠かせないものです。
ところが、上記の場合は一旦Googleの検索結果ページまで飛ばされてしまっています。
「あれ?さっきまで見てたページは?」
こう思わせてしまうと、ユーザーは不安を覚えてしまうでしょう。
もちろん、適度にデザインをまばらにしたり手作り感を出すことは人が運営していることによる温かみを伝えることにも繋がりますからそれ自体が悪い訳ではありません。
とはいえ、お客様に「大丈夫かな・・・?」と思わせてしまうことは宜しくありませんね。
WEBサイトにもホスピタリティを
安心感のある接客ってどういったものでしょうか?
笑顔や姿勢、声の伝わりやすさ、わかりやすい資料づくり、雰囲気づくり、目に見えないところまで細やかな気配りをすることではないでしょうか。
不親切な対応をとったり、自分が言いたいことだけを求められてもいないのに話してしまうと、お客様を不安にさせてしまいますよね。
WEBサイトも同じです。当たり前であるべきことをきっちり守った上で、これからもお客様に安心してサービスをご利用いただけるよう、環境づくりを続けていきます。
いつも読んで下さり、ありがとうございます!