しばらく新着情報覧には求人関係の情報を集中的に掲載していましたが、最近ではまた商品紹介をしたりと多角的に掲載できるようになってきました。
もちろん、私たちはWEBサイトの機能そのものも少しずつブラッシュアップさせ続けています。特に今回注力したのは「関連性のあるコンテンツへの導線」で、これをある程度手作業ではなくシステマチックに実装しました。
その第一歩として、8月末にこんな機能を実装しています。
この機能を実装したことで、他のページに対しても面白い変化が起こせるのではないか。そう考えた私は早速、いくつか打診をしつつ下記ページにいくつかプログラムの関数を記述しました。
共栄美装にはどんなページがあるのか?
プラットフォームとして、私たちはWordpressを使用しています。そのため、各種ページにはカテゴリーやタグをつけたり、その状況に応じてアドレス(URL)を変化させることができます。
まとめると、下記の通りです。
- トップページ
- カテゴリーページ
(※特集ページにしてしまっているものがあれば、特定のカテゴリーを出力したものもあります) - タグページ
- 検索結果ページ
- 投稿
(商品ページも含む) - 固定ページ
(会社概要、利用規約お問い合わせページなど分類付けできないもの)
WEBサイトには自動的に出力されたものとそうでないものがある
自動的に出力されたものの中で、最も代表的なものは「金額」です。これは手作業で変えていては管理の手が届かなくなってしまいますから、金額変更が生じた時に一方だけ編集されてもう一方が見落とされてしまう問題が起きる温床となります。商品名も同様で、これらの流動的な値は紐づけの元で一箇所に登録されていて、必要な場所に自動的に呼び出されているべきなんです。
他、管理画面で特定のカテゴリーやタグというタクソノミー(分類付けを行うためのプログラムのこと)を登録した時も同様です。これらは単純に投稿を分類付けしたり、体系的にまとめる以外にも「もしも○○が指定されていたら✕✕を出力する」といったことを可能にするスイッチにもなり得るんです。
概念的なお話はここまでにして、ちょっとこの商品を見てください。
このちびトラの着ぐるみは「どうぶつ着ぐるみ」に分類されます。
少しページを下に下がると、他のどうぶつ着ぐるみや「トラ」がモチーフの商品への導線を見出せるはずです。
今回は、こんなものを追加しました!
どうぶつ着ぐるみを見ている方に向けて、他の動物タグ一覧を出力しています。また、着ぐるみに関する関連記事が出てくるようにしました。
これは、他のどうぶつ着ぐるみでも出てきますが、全然異なる・・・例えばテントや椅子などの商品ページには出力されません。
さらに、どうぶつ着ぐるみ一覧に移動すると、こんなものが出てくる仕掛けを作りました。
着ぐるみの中には「どうぶつ着ぐるみ」「エアー式着ぐるみ」「顔出しスーツ」「衣装」「かぶりもの」という兄弟カテゴリがあります。これらに直接移動できるようにしました。
また、動物一覧にアクセスするためのタグがあるのはこのページでも同様です。
最後に
今回商品詳細ページに加えた変更も、カテゴリーページに加えた変更も、どちらかといえばメインコンテンツではなく、ページ下部コンテンツに関する内容です。もしかしたら誰も気づかないんじゃないかなとも思いながら実装しました。
サミュエル・ローランド・ホールが提唱したマーケティングにおける消費者の購買行動の段階プロセスであるAIDMA(アイドマ)の法則でも、一文字目に来るのはAttention・・・つまり注意です。
それぞれ・・・
- A:Attention(注意)
- I:Interest(興味)
- D:Desire(欲求)
- M:Memory(記憶)
- A:Action(行動)
ですが人はその商品やサービスが欲しい、使いたいと思ったタイミングで「ちょっと待って、他にどんなものがあるの?」と思うものです。つまり「比較・検討」をしたい段階でページを下に読み進めていくことを想定して、関連コンテンツが出せる仕組みを今回作りました。
まだまだ全体実装はしきれていませんが、今後もWEBサイトはいろんな角度から進化してきますから、どうぞご期待ください!