「セットで買ったほうが値引きされて、お買い得!」
「まとめて買ったほうがお得!」
こんな風に、バラ売りよりもセット売りが勧められるのは、どの業界でも共通の認識ですね。
ここで皆様に質問です。
何故安くなるのか?について深く考えたことはありますか?
「え?セットだから安いんじゃないの?」
おそらくこう思われる方が大多数でしょう。
そこで、本日は「まとめて買ったほうが安い」を、もっと掘り下げてお話していきます。
摩擦が少ない
セット売りが安い理由の大部分が、この摩擦が少ないことに凝縮されているといっていいでしょう。
例えばコンビニエンスストアに行ったとします。
もし、幕の内弁当を買っただけなら店員さんがバーコードを通す回数はたった1回だけで済みます。
ですが、おにぎり二個とフライドフーズ、サラダ、お惣菜をそれぞれ別々に買ったとします。
店員さんがバーコードを通す回数は買った品物の数だけ増えますし、お客さんにとっては商品を選んでかごに入れる手間や時間も増えますね。
しかも、この場合は製造業者からしても商品をそれぞれ個別包装する訳ですから、材料費も工数もかかってしまいます。さらに細かいことを言うと、商品を置くスペースや冷やしておくための光熱費も発声しています。売り手側はこれらを加味した上で採算が合う用に売価設定をしなければいけません。
こういった諸々の摩擦が、原価を上げて販売価格を跳ね上げてしまうことに繋がってしまうんです。
別々のアイテムをひとつのパッケージに入れて販売するということは、その摩擦を減らすことに繋がります。
回転させたいアイテムをパッケージに組み込める
弊社のレンタル商品でも特に回転させたいものとそうでないものがあります。
利幅の大きさ、手配のしやすさ、耐久性など、その事情は様々ですが、セット販売にすることで一つのパッケージに回転させたいアイテムを組み込むことができるのです。
手配先が別にあったり、梱包が難しいものは「摩擦」が大きなものといえるでしょう。こういった摩擦の大きなアイテムは始めから除外しておくことで、お客様にはお買い得に提案できますし、売り手側にとっても、嬉しい取引が出来るようになります。
機材同士の相性の心配をしなくていい
特に多いのが、音響や映像機材です。これらは複数の機材を接続して音楽を鳴らしたり映像出力をする訳ですが、端子が合わなかったり機材同士の相性が悪くて音や映像に乱れがあったら、イベントを運営する上で大きなロスポイントとなります。
こういったリスクを予め回避できる事も、セット販売の利点です。
SDGsに繋がる
時間もお金も、梱包資材に使う物も、未来に繋がる大切な資源です。
これを、いかに擦り減らさずに次に繋げていけるのかはサステナビリティ(持続性)を追求する上で重要な課題となるでしょう。
私たちはイベントを成功させて、次も、その次も持続可能な未来の社会を構築していきたいという想いで、こちらのセットプランを日々開発しています。
最後に
本日は、なぜセットが安いのかについて掘り下げたお話をさせていただきました。
最後になりますが、2月にWEBサイトをリニューアルしてから、少しずつではありますが上記のプランをご利用くださっているお客様も増えてきております!
私たちの企業努力の結晶がようやく認められてきているのかと思うと嬉しくてたまりません。ご利用くださった方ならびに、弊社を見てくださっている皆様、いつもありがとうございます!